昨今は、いずれのFX会社も売買手数料が無しということになっていますが、それに代わる形でスプレッドがあり、これが実際のFX会社の収益だと考えていいのです。
FX取引については、「てこ」みたいに手出しできる額の証拠金で、その25倍までの取り引きができるようになっており、証拠金と現実の取り引き金額の比率を「レバレッジ」と称するのです。
収益を得る為には、為替レートが新たに注文した際のものよりも良い方向に動くまで何もすることができません。この状態を「ポジションを保有する」と言い表わします。
相場の傾向も掴み切れていない状態での短期取引ということになれば、リスクが大き過ぎます。当然ながら長年の経験と知識が必要不可欠ですから、まだまだ駆け出しの人にはスキャルピングは無理があります。
チャートの時系列的値動きを分析して、いつ売買すべきかの決定を下すことをテクニカル分析と言いますが、この分析が可能になったら、売買すべき時期を外すようなことも減少すると思います。
スイングトレードを行なう場合、売買する画面を起ち上げていない時などに、不意に大暴落などが生じた場合に対処できるように、前もって何らかの対策をしておかないと、恐ろしいことになるかもしれません。
「仕事上、毎日チャートを分析することはできない」、「為替変動にも直結する経済指標などを適切適宜目視できない」といった方でも、スイングトレードをやることにすればそんな必要がありません。
システムトレードの一番のセールスポイントは、全然感情を排除することができる点だと考えています。裁量トレードを行なう場合は、どうあがいても感情がトレード中に入ることになってしまいます。
例えば1円の値動きだとしても、レバレッジが1倍なら1万円の損益なのですが、10倍ならば10万円の損益になるわけです。すなわち「レバレッジで高リターンを狙えば狙うほどリスクも大きくなってしまう」と考えられるわけです。
1日の内で、為替が大幅に変わるチャンスを狙って取引するというのがデイトレードというわけです。スワップ収入が目的ではなく、1日毎に何度かトレードを行い、その都度小さな額でもいいので利益を得るというトレード法なのです。
MT4をPCにセッティングして、オンラインで一日24時間動かしておけば、目を離している間もひとりでにFX取引を完結してくれるのです。
原則的に、本番のトレード環境とデモトレード環境を比べてみますと、前者の方が「毎回のトレード毎に1pips位儲けが減少する」と心得ていた方が賢明です。
テクニカル分析をする場合、やり方としては大別すると2通りあるのです。チャートの形で記された内容を「人間が自分自身の判断のもと分析する」というものと、「分析専用プログラムが半強制的に分析する」というものになります。
スイングトレードの魅力は、「連日パソコンの取引画面の前に居座って、為替レートの変化に気を揉む必要がない」というところだと思います。多忙な人にピッタリ合うトレード方法だと思います。
システムトレードにおきましては、自動売買プログラム(EA)の設定に従ってテクニカルポイントが巡り来た時に、システムがオートマチックに売買をしてくれるというわけです。ですが、自動売買プログラムは投資を行なう人がセレクトしなければなりません。